転職活動で失敗しやすいタイプは、理想の求人ばかりを追い求めるタイプだ。
せっかく転職するのだからと、自分にとって理想の条件ばかりを探してしまう。
最終的に転職活動自体を諦めてしまうか、本来ならもっと好条件で転職できるはずの機会を逃してしまう。
これを避けるためには、どこかで妥協点を考えておくことが必要だ。
自分が絶対に譲れないポイントだけを数点抜き出しておいて、それ以外の多少妥協できるポイントは条件を緩めて探していく。
他の人と同じように求人を見るのではなく、自分にとって何が大切なのかを考えた上で求人を探し、転職活動をスタートさせることが成功するためのコツと言えるのだ。
例を挙げるとすれば、特に優先順位として高く位置づけられやすいのは年収や休暇日数だ。
これらは働きやすさに直接影響する要素であり、仕事に対するモチベーションやワークライフバランスに深く関わってくる要素である。
そのため、どこかで譲れないポイントを設定しておくとスムーズに求人を見つけることができる。
すでに具体的なキャリアプランを描いている人は、そのプラン通りに進められるような求人を探せるよう条件を設定すると効果的だ。
スキルアップできる求人を絶対の条件としたり、責任のある立場に中途採用でも置いてくれるかを重視する。
そうすることで、今までのスキルを無駄にすることなく新しい世界に飛び込むことができるだろう。
まずは自分が何を重視したいのかを考えて、それをもとに転職計画を練っていくことが大切だ。